大型産業機械の組立・試運転までの一貫作業
企業名: 宮田鉄工株式会社

■得意技は一貫作業

「岸壁がないから海上輸送はできないけど、陸送できるものであれば、何でも作る自信があります」と宮田鉄工葛{田須社長は語る。
宮田鉄工は昭和29年創業。製鉄や製紙などの工場で使用する大型産業機械の製造・組立・試運転までの作業を一貫して実施できるのが、他社にはない宮田鉄工の強みだ。
宮田鉄工の転機は、昭和40年代後半のオイルショックだった。それまでは、大手企業からの指導に基づく部品加工を主としていたが、オイルショックを機に大手企業が工程の見直しを行い、これまでの加工作業に加え、組立・試運転までの一貫した作業が求められるようになった。
宮田鉄工は、この時代の要望にいち早く反応し、自ら大型産業機械の組立・試運転までを行う企業へと転換、単独で製品を納入できる企業として成長していった。

■人材育成が企業活動の要

宮田社長が重視しているのが、若手を中心とした産業人材の育成である。たとえ設備が整っていても、卓越した技術を備える人材がなければ会社は動かない。若手を一流の職人に育てるには、10年ない
し20年もの長い期間が必要であるが、宮田社長はチャレンジ精神溢れ、モノ作りが大好きな若手人材に期待し、毎年新入社員を採用し続けている。
「私自身、どんな仕事が来ても何でもやってみよか!という気持ちでいます。うちの社員の思いも同じだと思います」宮田鉄工はモノ作りへの熱い思いで溢れている。

(レポーター:技術相談室アドバイザー 永田)