顧客ニーズに対応した柔軟な生産体制
企業名: 越智機械工業株式会社

■得意技は顧客第一主義の生産体制

「積極的な投資により、多品種小ロットの生産体制を整えたことが自社の強みだと思います」と越智機械工業梶E関野邦夫社長は語る。
関野社長は2代目。越智機械工業は、先代の自社製品を作りたいとの思いから、巻き上げ機のメーカーを買収し、昭和38年に開業。兄弟企業である渇z智鋳造所の鋳物機械加工も手掛け、現在は機械加工・製缶・金型(複雑な形状の鋳造金型部品)製作の事業を行っている。
越智機械工業の社是は「顧客第一主義」。減速機などの小型量産品だけでなく、産業用機械の超大型部品なども柔軟に生産できる体制が特長だ。
昨年にはCAD、CAM、CATIAなどの三次元設計ソフトを導入し、さらに多品種小ロットの生産体制を強化している。

■社内の体制作りが鍵

越智機械工業では、柔軟な生産体制を構築・維持するため、様々な取り組みを行っている。その一つが社員全員が所持する業務カレンダーである。業務カレンダーの裏面には、越智機械工業が定める品質方針・環境方針が明記されており、常に社員が方針を意識することができる。また、越智機械工業は何にでも対応する職人を養成するのではなく、設計やプログラム、管理など、部門ごとの専門的な社員を養成することで、安定した生産体制の維持に向け取り組んでいる。
「これからの時代、多品種小ロット生産のできる企業が生き残ると思います」越智機械工業が新しい時代に向け歩み続けている。

(レポーター:技術相談室アドバイザー 市原)