高度なプロセス設計からのモノ作り
企業名: 株式会社TSプランテック

■得意技は高度な設計からのモノ作り

医薬品調整設備や医薬用水製造装置の製作など、高レベルなモノ作りを手がける潟gップシステムの、装置製作から検査、出荷、現地据付までを担っているのが鰍sSプランテックだ。
TSプランテックは、平成18年にトップシステムから製造部を分社化させることで設立。今年1月からは梅木高洋氏が代表取締役に就任した。両社の強みは、ユーザーの仕様をもとに、最も適した処理手順を設計に生かして客先に提案する設計力が高いことである。医薬用という特殊分野で設計から据付までを一貫して手がけることにより、国内での競合相手は数社に限られる強みがある。
また、トップシステムでは設計段階から客先提案を志向するので、その図面を用いるTSプランテックでは製作スピードがアップする。その工程の組み方は他社と比較して特徴的だ。
そのほか、TSプランテックでは人体に直接作用する目薬や注射液を作る調製装置や培養装置を製作するが故に、完全にユーザーの意向通りの製品ができていることを確認するための長期間の試運転も慎重に行っている。

■未来を担う人材確保

景気悪化の影響が甚だしい中、TSプランテックでは人手不足の状況にある。そのため、優秀な人材を確保するには今がチャンスだと求人を出し続けているが、医薬関係という特殊な分野であり、また高純度水製造装置を取り扱うため、少しの傷やへこみも汚染原因となるので許されないという厳しさなどから、なかなか適した人物に出会うことが難しい。このような状況もあり、社員教育を重視し自社の社員を大切にすることで、会社の未来を担う優秀な人材を確保しようとしている。
「元気の無い世の中ですが、元気よく仕事ができる環境がうちにはあります。特に若い人が活躍できる場を提供していきたいと思います」高度なモノ作り集団のチャレンジが続いている。

( レポーター: 技術相談室チーフアドバイザー 林)